バーチャルオフィスでも法人口座開設はできる! 開設時のポイントは?

「バーチャルオフィスやレンタルオフィスでは、銀行の法人口座を開設するのは難しい」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
結論から言えば、バーチャルオフィスやレンタルオフィスであっても法人口座の開設は可能です。
しかし、中には口座開設ができないケースもあるので注意が必要です。そこで今回は、バーチャルオフィスで法人口座を開設するときのポイントについて紹介します。

バーチャルオフィスでも銀行口座の開設は可能

2013年、警視庁は各金融機関に対して、法人口座開設の審査を厳格に行うよう通達しています。
これは、マネーロンダリングや振り込め詐欺といった犯罪に使われる架空口座の開設を防止するためです。
しかし、きちんと本人確認や事業内容確認ができれば、バーチャルオフィスやレンタルオフィスであっても問題なく口座開設が可能です。
バーチャルオフィスで法人口座を作ることには、お客様や取引先からの信頼が高められるというメリットがあります。

特に、大手銀行の法人口座を持っているというのは会社のブランディング要素にもつながります。
口座開設にあたっては、事業目的を細部まで明確に説明することが大切です。
さらに、きっちりと身なりを整え、丁寧かつ明朗快活に話すといった基本的なマナーも忘れないようにしたいものです。

口座開設に必要な書類をきちんと揃えよう

法人口座開設の際は、必要書類を確実に揃えましょう。
登記事項証明書(履歴事項全部証明書)、印鑑登録証明書、本人確認書類は必ず求められます。さらに、法人用の固定電話番号も必要です。
ビジネスに必要ないからと法人用の固定電話番号を用意しない方もいますが、固定電話番号がなければ銀行口座開設はかなり難しくなるので、必要コストと割り切ったほうがよいでしょう。
口座開設にあたって事業実態があるかを審査するために、法人設立届出書や定款、株主名簿、設立趣意書、貸借対照表などの提示を求められることもあるので、こういった書類も準備しておきたいですね。

事業実態が証明できれば大手銀行でも口座開設できる

いくら必要書類を揃えても、バーチャルオフィスであるというだけで信用がないと判断する銀行も存在します。
大手銀行での口座開設がうまくいかない場合、まずは地方銀行やゆうちょ銀行、ネットバンクなどで法人口座開設しましょう。
取引先からの入金履歴など事業に実態がある証拠を半年から1年程度かけて揃え、再度大手銀行の審査に臨むとうまくいきやすくなります。
一度審査に落ちた銀行であっても、問題のないビジネスだと判断されれば口座開設ができるケースは多いので、諦める必要はありません。

事業実態が証明できれば大手銀行でも口座開設できる

バーチャルオフィスやレンタルオフィスの場合、法人銀行口座を100%開設できる方法はありません。
しかし、きちんと書類を揃え事業実態をアピールし「この人なら大丈夫だろう」と思ってもらうことができれば、法人口座開設は十分に可能なので、万全の準備をした上で審査に臨みましょう。